不足する人材-いま介護業界が抱える問題とは

介護職の面接注意点

人材不足に悩む介護従事者さんへ当サイト管理人も長く介護の世界で仕事をしてきました。そして仕事を通して様々な経験を積んだり自分なりに勉強をしてきたりしました。そうするなかで介護を取り巻く社会の状況に危機感を感じ、当サイトを開設するに至っています。なお当サイトに対してご要望や質問がありましたらこちらまでご連絡願います。

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面接は簡単ではない

たまに介護の仕事は人材不足だからその転職活動も力を入れる必要がないと考えている人がいますが、これは大きな誤解です。確かに介護の世界は人手不足であり、採用時にもあまりきちんとした審査をしない職場もありますが、そうした職場が優良であることはまずありません。働きがいがあったり雇用条件が良かったりするところは例外なく応募倍率が高く、面接でもきちんと人物像や能力を見られています。過度に気負う必要はありませんが、決して油断しても内定できるというものではないのです。そのような良い職場の面接にあたっては志望動機や自己PRをきちんと整理し、万全の準備で臨みましょう。

話し方や態度の重要性

いくつか面接を成功させるための注意点についてお伝えします。まず面接では印象がとても大切になりますので、話し方や態度には最も力を入れましょう。これは決して面接官は表面しか評価しないということではありません。まず、大切な面接なのに表面も繕えないような人材は社会人としても失格とみなされることがあります。また介護の仕事であれば介護サービスの利用者の方やそのご家族の方とのコミュニケーションが仕事の中でも特に大きなウェイトをしめるので、明るさや印象の良さというものはとても重要な要素なのです。
こうしたことを意識して好印象を与えるためにも表情などにも気を配りましょう。笑顔を絶やさないようにするだけでもだいぶ印象は変わります。また清潔な印象を与えられるよう、当日は身だしなみにも気をつけてください。

的確さと簡潔さ

上述の印象の問題をクリアできた後は、頭の回転やコミュニケーション能力が見られます。ここでのポイントですが自己PRや志望動機を伝える際は的確さと簡潔さを意識してみてください。これは相手の質問に答えるような時も同じです。一番良くないのは、話している内容が無駄に長くなってしまったり、前後の論理関係が破綻してしまったりするような場合です。また質問に対して見当違いな受け答えをすることも避けなければなりません。

特にポイントとなる注意点

最後にいくつか面接での注意点についてもお伝えします。まず、面接は面接室中だけではないので相手の職場にいる間は気をぬかないようにしましょう。また面接中に過度に給与や福利厚生の話ばかりをしてはいけません。そうしたことは転職コンサルタント経由で確認をした方が無難です。そして、当たり前ですが嘘をついてはいけませんし、前の職場に関して悪口となるようなことを言ってもいけません。それに雰囲気が和んだからといって馴れ馴れしい態度をとるようなことがないように気をつけましょう。

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